語彙習得ドリルの出来るまで① 土台とした考え

低学力の子供たちに、勉強に必要な言葉を覚えてもらうための語彙習得ドリル「ワードクライシス」について、何回かに分けて、制作の背景をご紹介していきます。私の思い・考えを発信すること、分かり合える仲間を増やせたら嬉しいです。

理論とデータと経験に基づいた教育がしたい

読解力が低い子供たちを救う方法を探す中で、百以上の本や論文を読みました。学校で出会う子供たちの様子を観察しました。自分自身の日本語や英語習得の経験を振り返りました。そこから、次のことが分かりました。

1.語彙力を高めると、読解力が高まる

2.語彙の中には、学習で頻繁に使われるにも関わらず、学校教育で教えられていない「学習語」と呼ばれるものがある。

3.「学習語」は1学年100語程度なので、毎日取り組めば、低学力の子供でも身に着けられる量である。

4.学習語は、ドリル的な繰り返し練習で身に着けられる。

5.子供が1つの単語を覚えるには、学校や参考書でよく見られる「定義と例文を読む」だけでは不十分。難易度の異なる10問程度の問題に取り組む必要がある。

6.低学力の子供は、絵や音声付きだと取り組みやすい。

7.語彙の定着には、繰り返し練習が必要

8.楽しい方が、学んだことを覚えられる

これらのことを、反映させて作成しているのが、語彙習得ドリル「ワードクライシス」です。それぞれの項目については、別の記事で書きますね。

読んでくれてありがとうございます。同じ思いをお持ちの方、力を貸して下さい!

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