低学力の子供たちに、勉強に必要な言葉を覚えてもらうための語彙習得ドリル「ワードクライシス」について、何回かに分けて、制作の背景をご紹介していきます。私の思い・考えを発信することで、分かり合える仲間を増やせたら、と思っています。

絵本の読み聞かせ=文字+絵+音声の情報を子供に与える
絵本の読み聞かせは、幼児の語彙習得に効果的です。絵本の読み聞かせで、子供の与えられる情報は文字+絵+音声です。つまり、その3つの組み合わせが、語彙習得に効果的だということです。そこで、語彙習得ドリル「ワードクライシス」でも、使用する文に絵と音声をつけています。
絵があると、言葉が使われる状況が分かりやすい
低学力の児童は、文章だけを読んで場面を想像することが苦手です。しかし、絵を一目見れば、その言葉がどういう状況で使われるかが理解できます。「ワードクライシス」で使用している絵と例文をいくつか紹介します。
「夏を絵で表現する。」

「北海道の情報をパソコンで調べる。」

音声があると語彙習得に集中できる
低学力の子供たちは読むことが苦手です。新しい単語を覚えるために、問題文や例文を読もうとすると、読む作業自体で脳に高い負荷がかかってしまい、単語の意味を覚えるという作業に集中できません。その負荷を下げるために、「ワードクライシス」では、問題文や例文を音声で読み上げています。これにより、子供たちは語彙習得に集中できるのです。
続きは、別の記事で書きますね。
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読んでくれてありがとうございます。同じ思いをお持ちの方、力を貸して下さい!



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