言葉を知っているとはどういうことか

3つの状態

「ある言葉を知っているかどうか」、これには3つの状態があります。

  1. 知らない
  2. その言葉の入った文章の意味が分かる
  3. その言葉を使って文章を書ける

もちろん、この3つの状態がきっちり分かれているわけではなくて、”1.知らない”と”2.意味が分かる”の間には、「聞いたことがあるけれど意味は知らない」とか、「お菓子に関係ある言葉だったと思うけど、忘れちゃった。」のような状態があります。

また、”2.意味が分かる”と”3.文章が書ける”の間にも、作文で「父は国際な会社で働いている。」と書いてしまう子供のように「国際」の意味は分かっているけれども、文法的に正しい「国際的な」という正しい形で使えていない状態もあります。

10回以上の試行錯誤を通して言葉を学ぶ

”知らない”言葉を、”文章が書ける”状態にするまでには、10回以上その言葉に文章で出会ったり、書いて使ってみることが必要です。その過程で、子供たちは思い出せなかったり、勘違いしたり、間違った使い方をします。それは必要な学びのプロセスなのです。大人は、子供たちの間違いを責めずに、その言葉を使おうとした姿勢を褒めてあげられるといいですね。